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今年も三社祭りの季節がやって参りました!
浅草い〜とこでは、今年も三社祭特集をやります。
一昨年、昨年といろんな角度から三社祭を取り上げてきましたが、今年は…

Part1 スケジュール
行く前にチェックしていってね!
Part2 神輿渡御のスケジュール
一の宮、ニの宮、三の宮に会えるには?
Part3 動画レポート
今年も動画と静止画で三社祭の様子を紹介します!
Part4 ある町内れぽーと
地元ならではのある町内会の三社祭おかっけレポートです!

2000年三社祭特集2001年三社祭特集


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三社祭には必ず雨が降るというジンクスがありますが、今年もやはりジンクス通り雨が降りました。事前の天気予報では17日から19日にかけては雨または曇りと最悪でしたが、17日は本降りになったものの18・19は曇り時々晴れ。特に宮神輿で盛り上がる19日は晴れ時々曇りと上々のお天気でした。夕方ちょっとお湿りの雨がぱらつきました。17日は雨のため大行列が中止となりました。
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抽選でなかなか手に出来ない宮出し参加ワッペンですが、今年はなんと参加フリーになりました。5/19、AM6時、宮出しの前に各町会の青年部選抜チームによる宮神輿の模範担ぎが披露された後、6:30自由参加になった宮出しが挙行されました。
自由参加になったとはいうものの宮出しはほぼ例年通りのすさまじい熱気と喧騒の渦の中で行われ、最後に出たのが一之宮で遅れに遅れて8:30頃でした。
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時代屋が参加した象一町会は今年は幸運にも二之宮の宮入町会でした。宮入りの直前から地元の鳶衆4人が二之宮に乗り、神輿をリードします。そのかっこいいこと!まさに感動の光景でした。


写真 雷門中部町会
色川さんに聞いちゃいました!

三社祭についていろいろお話を聞かせていただきました。
素朴な疑問から三社祭当日のお話まで。

雷門中部町会の半纏は、格子模様ですが、意味はあるのですか?
意味はわかりませんが、「初小川」の先代がデザインされたと聞いています。
この格子模様は3代目です。今のデザインが一番長く続いています。
1つ前のデザインはもう少し青っぽい感じでした。今の方が格子が目だっていいねぇ。
神輿の彫刻の下絵も「初小川」の先代がデザインしたものだよ。
神輿は男性がかつぐものと聞きますが…
そうだねぇ。でも今の女性はしっかりしててかつぐの上手。
但し、ピッチがどうしても遅いので宝蔵門のあたりで次の神輿がきたりすると男性に替わってもらうこともあるよね。年々、女性のかつぎ手は増えてるよ。
昔の三社祭、今の三社祭、違いはありますか?
昔は、ふんどし姿だったが、今はすっかりももしき姿だよね。
なんで半纏の長さも長くなってるよね。
決めてるわけではないが自然と変ってきてるよね。 山車がメインだったしね。いつからか神輿がメインになってね。
神輿の掛け声、「ワッショイ」?「セイヤ」?「おいさ」?
昔は、「和」(平和)をかつづって意味で「ワッショイ」なんて言ったと聞くよね。
今でも深川の富岡八幡宮は「ワッショイ」と決まってる。
かつぎ方で変ってきたと思うんだよ。
三社祭の場合、高い位置でかつぐので、「ワッショイ」じゃリズムが合わない。
それで「ワッセ」→「セイヤ」「おいさ」の掛け声、リズムになったんじゃないかな。
三社祭、女将さんはどうされてるのですか?
全国からかつぎ手が集まる。27年も毎年、来てる人もいる。
女将は、寝ずに手料理を用意します。
今年も土日合わせて100人以上が来ている。
昔は皆、家で用意していたが、今はそうする家は少なくなっている中、よくやってくれていると感謝している。
かつぎ手の皆さん、女将さんの手料理、再会、そして神輿、楽しみにしているんですよね。
そうなんだよ。神輿も町内だけじゃ上がらなかった昔もある。今じゃ溢れるほどかつぎ手はいるけどね。
うちにくるかつぎ手は、皆、マナーがよくてよくできてる。
色川さんはTVや新聞、今年の三社祭もTV取材が入ったほど、有名人。
お話を伺って、色川さんの人気の理由がわかりました。
あたたかみのある、和を大事にする、神輿は「右の端棒」しかかつがない、除夜の鐘は毎年「87番」をつく、はな=87のこだわりを持つ、元気パワーの溢れる色川さん。
「三社の山の真中は、上師中知(はじのなかもと)、そしたらオレは右、檜前浜成(ひのくまはまなり)。したがって「右の端棒」ってわけだ。これがかつげなくなったら引退だ。」と元気におっしゃっていました。
まだまだいけます。パワー全開です。(笑)

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