
平成に生まれた平成中村座が
十八世中村勘三郎七回忌追善として
浅草に帰ってくる!!
楽しみですね~!!
※情報は随時更新していきます。




■ 公演スケジュール ■
平成30年:11月1日(木)初日~26日(月)千穐楽 | |
午前11時(開演) | |
夜の部 | 午後4時(開演) |
会 場 | 浅草寺境内・仮設劇場 東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武線「浅草駅」下車 |


■ 演目と配役 ■

■ 演目紹介(あらすじ) ■
第1部(午前11時開演) |
一、源平布引滝 実盛物語(さねもりものがたり) |
琵琶湖のほとりに暮らす九郎助と小よしの夫婦は、源氏再興の念願かなわず命を落とした木曽義賢の妻で懐妊中の葵御前をかくまっています。そこへ平家方の斎藤実盛と瀬尾十郎が、葵御前の産む子の検分にやって来ます。追い詰められた九郎助夫婦は、漁の折に拾ってきた白旗を握った女の片腕を、袱紗に包み葵御前の産み落とした赤子だと言って差し出しますが、瀬尾はこれを訝しがります。しかし、密かに源氏に心を寄せ、この腕に心あたりのある実盛は、瀬尾を巧みに言いくるめます。そして瀬尾が去ったあと、実盛は事情を語り始め…。 源平争乱の時代の颯爽とした武士の姿を描いた時代物をご覧ください。 |
二、近江のお兼(おうみのおかね) |
琵琶湖の畔の辺りに暮らす娘お兼は、その美しい見た目からは思いも寄らず、漁師を相手に自慢の力で跳ね飛ばす大力の持ち主。しかし、そんなお兼も年頃の娘であり、それ故に自身の切ない恋心を近江の名所にかけて明かし、純朴な姿を垣間見せます。 明朗で華やかな曲調と娘心を描くクドキ、長い晒を使っての力強くもたおやかな踊りをご覧ください。 |
三、江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし) |
元歌舞伎の女方で手拭い染屋の伊之助の女房おきわは昼間から酒びたりで、生臭坊主の重善と不貞の仲。その重善に金満家の娘おそめとの縁談が持ち上がり、激怒したおきわは重善の「一緒になりたいのなら旦那を殺してこい」という言葉を真に受けてしまいます。そしておきわは毒を盛り、首尾よく伊之助を殺しますが、弔いを済ませ逃げようとするおきわと重善の前に、死んだはずの伊之助が現れ・・・。 騙し騙されの壮絶な化かし合いをお楽しみください。 |
第2部(午後4時開演) |
一、弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい) |
由緒ある江戸猿若座の木戸前に出演俳優一同が勢揃いし、『口上』の意味合いをもつ芝居仕立ての、華やいだ雰囲気に満ちた賑やかな一幕をご覧ください。 |
二、舞鶴五條橋(ぶかくごじょうばし) |
舞鶴は中村屋の俳名で、昭和49年に十七世・十八世中村勘三郎の為に作られた舞踊劇です。弁慶が五條橋で牛若丸に出会い、後に家来になるという『橋弁慶』を土台とした長唄舞踊です。初演以来、本興行では44年ぶりとなります。 |
三、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら) 祇園一力茶屋の場 |
塩冶判官切腹の後、祇園の一力茶屋では、塩冶家の元家老・大星由良之助が遊興に耽る日々。そんな由良之助の元に息子の力弥が塩冶の奥方からの密書を届けきます。ひとり座敷に残った由良之助は密書を読み始めますが、その様子を遊女おかるの知るところとなります。おかるに気づいた由良之助は、身請けをしたいと申し出ます。これを聞いたおかるの兄の寺岡平右衛門は突然、妹を手にかけようとします。その理由とは…。 華やかな茶屋を舞台に、由良之助の真意や平右衛門と妹おかるの胸の内が次第に明らかになる七段目。名作『忠臣蔵』の一幕をお楽しみください。 |