はじめまして、地元浅草に住む食べ歩きが大好きで、趣味がダイエット!?という“もりもり”です。
今回から、私のおすすめの美味しいお店に行って地元に住む者ならではの生の感想をレポートしていきます。
皆さんの浅草食べ歩きのお役に立てればと思っています。
第一回「梅むら」さん紹介!
「あん豆かん」
甘すぎず、口あたりの良いこしあんと、
つやつやのやわらかいお豆
「ご膳志るこ」
ぺろっと食べられる甘さです。
「親子」
無口な息子さんと、明るいお父さん
記念すべき第1回目のお店は、高級甘味の「梅むら」さんです。
このお店は知っている方も多いと思いますが、私も子供の頃からのファンだったので、ここに決めました!
「梅むら」さんが現在の浅草観音裏にお店を構えられたのは、昭和43年。店主の若林さんが本家梅むらで修行を積まれた後、本家からのれん分けの形で独立されました。
ここでの一番のおすすめメニューは「豆かん」です。
豆かんとは、単純に豆とかんてんが入っているところに黒蜜がかかっているんです。
一般にあんみつというと豆にかんてん、あんこにフルーツ、ぎゅうひが入っているものですが、「豆かん」は豆とかんてんのみ。
豆に自信のある梅むらさんだからこそ他の飾りは入れず、シンプルに勝負した結果大人気になったんです。
あんみつの豆は硬いものという固定観念を打ち破り、「食べて美味しいのは"やわらかい豆"」という店主の信念から、やわらかく、しかも形を崩さないで豆を煮ることを追求されたそうです。
私の場合はあんこも大好きなのでお店に行くと必ず注文するのが、「あん豆かん」です。
これはメユーにはない"メニュー"ですが常連さんでは通じる一品です。
まあ、豆かんにあんこを乗せてもらうだけなんですけど。
豆、寒天、あんこ、それに最後にかける黒蜜が交わると、もう、なんともいえない美味しさです。
あんみつは嫌い、というかたでもこれはいけると思います。だって美味しいんですもん。
豆は4~5時間かけて煮て、あんこ、みつも手作りです。
今は仕込みは全て息子さんが引き継いでやられているそうです。
お店の営業時間ですが、場所柄、料亭さんや小料理屋さんが多いので夜遅くまでやっています。
飲んだ帰りに来るお客さんや、昼は遠方から噂を聞きつけて来るお客さん、芸能人も多いそうです。
「豆」
じっくり時間をかけて煮た豆
「店外観」
三社祭や植木市には、満員でこの縁台で順番を待ちます。
1 | あん豆かん |
2 | 氷アズキ白玉(白玉は、もちろん注文してからつくります。だから、しこしこです。) |
3 | 御膳志るこ(こしあんのおしるこです。) |
4 | 1と3が両方食べた~いって時は、豆かんとごぜん志るこのお餅抜きと言って両方注文すれば、お餅がない分お腹も一杯にならずに二つの味が楽しめます。(このおしるこのお餅抜きというのは、知り合いの元芸者さんに教えてもらったメニューです。おしるこなのにお餅を抜くなんて粋ですよね。) 常連さんで豆かんのダブルというのをいつも食べる方もいるんですって!! |
メニュー | ||
御膳志るこ | 550円 | |
田舎志るこ | 550円 | |
あんみつ | 550円 | アイスクリームの追加は100円増し あんこの追加は100円増し |
豆かん | 450円 | |
氷志るこ | 600円 | |
氷宇治金時 | 600円 | |
この他ご要望があればドンドン自分の好みに応えてくださるそうです。 |
私は浅草に住んでいながら、まだ梅むらの豆かんをお店で食べたことがありません。 (お土産で食べたことはあります) レポートを読んでいたら、夜中なのにもの凄く食べたくなっちゃいました。 近々、必ず行きたいと思います。 似顔絵のもりもりさん、かわいいですね。どんな方なのかしら??
浅草の人でも知らないような穴場のお店など紹介して下さい。 |
アミレミ様 貴重な感想ありがとうございました。 これからも、いろいろなお店にもりもり食べに行ってレポートしますので、 これからも、応援してください!! もりもり |
あん豆かんをもりもり食べた~い! (奈保子さんより) |
奈保子様 ストレートなご意見ありがとうございます。 本当に美味しいので食べに行ってくださいね! もりもり |
- 第一回「梅むら」さん
- 第二回「初小川」さん
- 第三回のお店は閉店しました。
- 第四回「櫻田」さん
- 第五回「芋と串むぎとろ」さん
- 第六回「一松」さん